機械翻訳サービスが普及した現在、文章を記載された内容そのままに翻訳するだけであれば、簡単な手順でテキストを入手することができます。
しかし、そこに含まれる意図や背景、ひいてはシーンに応じた適切な表現、これまで歩んできたブランドの歴史…といった「ニュアンス」を正確に機械翻訳することはまだ難しいと言えます。
テキストの翻訳からビジネス上の課題解決まで、「ローカライズ」という言葉が含む領域は幅広いです。
例えばRPG(ロールプレイングゲーム)のようなジャンルの作品においては、キャラクターの心情やかけ合い、空想上の世界や歴史といった膨大な背景が描かれます。
キャラクターの使う言葉(台詞)は、冗談や慣用句といった日本語に特有の言い回しが含まれ、直訳では面白さが伝わらないことも多いです。
またマークやシンボルといった要素は、日本で受け取られる印象やイメージと全く異なる場合があり、一筋縄ではいかないことが分かります。
加えてビジネスとして、ローカライズされたゲームを各国で販売に繋げるプロモーション活動も必要です。
本セミナーでは、クラウディッドレパードエンタテインメント様が実際に行われたお取り組みや直面した課題、担当者同士のコミュニケーションのあり方など、世界へ向けた活動をイメージできる事例やテクニックをお話しいただきます。
ゲーム作品を切り口にお伝えいただきますが、同じように世界を目指す様々なプロダクトやブランドのヒントに繋がるのではないでしょうか。
下記フォームに必要事項を入力のうえ、確定ボタンを押してください。
入力後にアーカイブ動画の視聴URLをご提供いたします。
※本動画の途中、音声が一部乱れたり聞き取りづらい箇所がございます。予めご了承ください。
開催日:2022年10月7日(開催時ランディングページ)
講師:株式会社クラウディッドレパードエンタテインメント 代表取締役 陳 云云 氏
第一部(モリサワ):文字は声に似ている 〜フォントの特徴について〜
第二部(陳 云云 氏):ゲームのローカライズから読み解くグローバル思考のブランディング、質疑応答
開催後レポート:モリサワ note編集部