ただし「書体を選ぶ」ことは単純にデザインの要素の一つに留まらず、作品に愛を吹き込むための重要な行為でもあります。
今回は、写植時代やDTP黎明期から数多くの書体の制作に携わり、写研書体の改刻プロジェクトを牽引されていた有限会社字游工房 書体設計士 鳥海 修氏を講師にお招きし、同氏が影響を受けた本を手掛かりとして、書体設計に進んだきっかけと、その後学んだこと、そしてどのような書体制作に関わったのか、その背景と理念をお話しいただきます。
「なぜこの書体は生まれるに至ったのか」その必然性を知ることで、書体を作る人や使う人のヒントになればと思います。
書体デザイナー・グラフィックデザイナー・Webデザイナー・DTPオペレーターなど、日々書体と向き合っている方、書体に対する理解を深め、デザインの幅を広げたい方などにぜひお聞きいただきたい内容です。
今回は11月7日(木)に会場開催されるリアルイベントと、その様子を収録した動画を後日ご覧いただくオンライン視聴の2通りのお申し込みとなります。
開催日 | 2024年11月7日(木) | |
時間 | 15:30 開場 16:00 開始(17:40 終了予定) |
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開催場所 | 株式会社モリサワ東京本社 9F 東京都新宿区下宮比町2-27 |
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費用 | 無料 | |
定員 | 50名 |
開催日 | 2024年11月21日(木) | |
時間 | 15:00 開始 ※11月7日(木)会場開催の収録内容を配信いたします |
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形式 | Zoomウェビナー | |
費用 | 無料 | |
定員 | 500名 |
Font College Open Campus運営事務局 | メール:font-info@morisawa.co.jp |
撮影:岡庭璃子
有限会社字游工房 書体設計士
鳥海 修氏
1955年山形県生まれ。
多摩美術大学卒業。79年写研入社。89年字游工房の設立に参加する。ヒラギノフォント、こぶりなゴシック、游書体ライブラリーの游明朝体・游ゴシック体など、ベーシックな書体を中心に100以上の書体制作に携わる。 2002年佐藤敬之輔賞、05年グッドデザイン賞、08年東京TDCタイプデザイン賞、24年第58回 吉川英治文化賞を受賞。
12年から「文字塾」を主宰し、現在は「松本文字塾」(長野県松本市)で明朝体の仮名の作り方を指導している。22年には個展「もじのうみ 水のような、空気のような活字」(京都dddギャラリー)を開催した。 著書に『文字を作る仕事』(晶文社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』(河出書房新社、共著)、『明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜』(Book&Design)がある。
※「ヒラギノ」「こぶりな」は、株式会社SCREENホールディングスの登録商標です。
本セミナーのお申し込み受付は終了いたしました。多数のお申し込みをいただき誠にありがとうございました。